2度目の鑑賞。
前回は完全にテル子(岸井ゆきの)に感情移入した。マモちゃん(成田凌)最低やん。このバカチンが!って思ってた。
でも年齢を重ねて観たら、
あ、これテル子もかなりダメだわと。
劇中でも言ってるように、マモちゃんへの執着心がどこから来るのかようわからん。テル子が言う、マモちゃんになりたいとか、まだ田中守ではないとか、異常とも捉えられても仕方のない心情。
ちょっと怖いよ。
好きな方向性がみんな違くて、全員受け止められない。
だから見ててつらい。
でも、きっと好きな人と寝たって、その人から好きと言われたって、自分の思い描いた通りの関係性かどうかなんてことは誰にもわからなくて、その分からなさを極端に描いたのかなとも思った。