愛がなんだのねるねるのレビュー・感想・評価

主人公が中原君を見て自分を重ねた様に、
鑑賞者がこの映画を見て自分を重ねてしまう
強制的に自分を客観視させられる様な構成の映画だなと思った。
田中守を主人公と対照的な存在として描いている前半と、実は好きな人に対しては主人公と同じ様に苛まれる側の人間として描いた後半とか
最後まで通して見ると誰の気持ちも理解出来るし誰かが悪いとかじゃないんだよな、とか

当たり前だけど人間って難しいよな
って少し思った