むぎ

愛がなんだのむぎのレビュー・感想・評価

愛がなんだ(2018年製作の映画)
3.4
まずこのテルちゃんとかいう主人公が1%も好きになれなかった、、久しぶりにこんなにイライラした、、純〇ディソナンスぶり、、、

最初の方はセックスってなに?みたいな顔しといて、夜になるとやたら女の顔になるし、身なりモサっとしてるのに服だけは下北系でオシャレで、仕事もろくにせず、でもなぜか小綺麗でそこそこ良い部屋に住んでて、口調が全部生意気で、初対面でもすぐタメ口きいて、無力のくせに説教臭くて、自分が嫌いなくせに自惚れてて、自分の考えと違うとすごい押し付けようとする感じ、設定がチグハグすぎて全部イライラした……

中身の話だと、最終的に都合のいいマブみたいになろうとしてるのは私とそっくりだった。「手だけは綺麗だよね」って言うシーン、昔好きだった人に「顔だけはイケメンだよね」って言う私と完全一致した。たぶんテルちゃんは今後も、マモちゃんに呼ばれれば秒で飛んでいく気がする、彼氏ができてもそれは続けそうな気がする。なぜなら愛や恋ではなくて、執着だから。マブって言えばそれは通用するしね。本当に1%も好きじゃなくなっても、執着があるから、たぶん何頼まれても断らないし呼ばれたら行くんだろうな。本当に私を見てるみたいだな、イライラするな〜!!!!!

テルちゃんを利用してるくだりに関してはマモちゃんと完全一致だった。私も好きな人に会いたいって理由だけでグループでの遊び行ってるから、めちゃくちゃ分かる。たぶん恋愛では見られてないんだろうなって思って一生言えないのも、でも近くにはいたくてべったりくっついてるのも、本当にわかる。

成田凌のセリフだけめちゃくちゃリアルでよかった、そういう台本なのか成田凌がああいう喋り方で演じたのか、気になる。

色んな意味で上手いな〜〜、主人公がここまで嫌いなのにずっと観てられるんだからかなりの良作品といえよう(超上から目線)

あとやたら咀嚼音が大音量だった印象なんだけどそういう演出?
むぎ

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