自分が好きな人から振り向かれずに自分が好きじゃない人に振り向かれる。よくある話かもしれない。恋愛には方程式が無いからこそ難しい。だからこそ面白いとも言える。
好きな人の言いなりになっていては、その人を振り向かせることは一生できないと改めて感じさせられた作品。
誰かの為に尽くしていることがいつしか自分の存在意義や存在価値だと思うと沼る。依存されているのが嫌で鬱陶しいと思いながらも自分もどこかで誰かに依存してしまっている。すごくリアルで生々しい。
山田さんが風邪をひいて、まもちゃんが
うどんを作ってくれて話すシーンが印象的。
あんなにも分かりやすくて切ない嘘があるんだろうか。