観終わったあと無敵になれた気がした。
価値観のまっったく違う人たちが交差し合うけん、男女に限らず人と人って、ほんまに相性だなあって感じた。
じゃけ、この人に嫌がられても、その人にとって嫌なだけであって、他の人からしたら、それは魅力的なところかもしれんくて、その逆もそうであって、結局短所と長所って紙一重だし捉え方だし価値観だなあって。ということで無敵になれた。だからこそ、両想いって奇跡だなー。恋愛に限らず全人類。
登場人物みんながみんな極端すぎた。でもなんかリアルで、親近感あって、自然と感情移入してしまった。のは、テルコ、マモちゃん、ナカハラ、スミレさん、ヨウコ、それぞれに何かしら自分と重なったり、逆に憧れだったり、そういう部分があったけんなんかなあ。
いちいちセリフが胸に刺さる。ぜんぶ図星。痛いところ突いてくる。
ラーメン屋での、ナカハラとテルコのやりとりが響まくった。「好きになってごめんなさい」「諦めるときくらい自由にさせてください」「幸せになりたいっすね」ナカハラの気持ちが痛いくらい伝わってきてしんどかったーー。
まもちゃんが言った、5周回って先読みして気遣う人苦手、って言葉、自分に言われとるみたいで、テルコといっしょに傷ついた。（笑）
時々共感、時々反省、色々気をつけようって思えた2時間。余韻が止まらぬ。
