このレビューはネタバレを含みます
ネタバレはないです。ただ隠したくなっただけです。
初っぱなからキツかった。悪い意味ではなくて。
フォークで心をぶっさされて持ち上げられる気分だった。
ずっとノックをし続けてやっとドアを開けてもらったのに、知らない間に追い出されてシャッターを閉められる。
離れたくないから周りを歩いてたら開けっ放しの勝手口を見つけたけど、中を覗いたら真っ暗で。
っていう気持ちを思い出した。
お互いがよければなんだっていい、わたしもそう思って生きている。
仲原…あなたを見てると自分を見てるような気分になるよ、考え方が似てるとかやってることがとかそういうことではなくて。
大好きな友だちに、なんで?どうして?って聞くことってすごく勇気がいる。いつも頷く必要がないくらいお互いのこと知ってるもん。
でも、聞かなきゃいけないときに目を逸らしたくない。
すみれさん、わたしも好きだわ。ただ、仲原は他人だと思えない(しつこい)。
好きかどうでもいいのどっちかしかない。
…わたしもそうだ。そういうところある。
だから、自分も?っていう問いが本当に辛かった。
冗談でも死にたいって言わない。それも大事だね。
もう一回くらい泣いて死にたくなるくらい傷付いておきたい。
本当にそうなったら、今の自分には誰がいてくれるかな。
黄色いコンドルタクシー、近所で見なくなった気がするなぁ。