Negishi

愛がなんだのNegishiのレビュー・感想・評価

愛がなんだ(2018年製作の映画)
4.8
久しぶりの投稿。
やはり映画館での映画を観るのはいいですねえ。。。

楽しみにしていた今泉監督の新作、いつも期待が高まってしまい、見る前は「期待しすぎてがっかりしたらどうしよう、、」と謎の不安にかられるのですが、今回も全くの杞憂に終わりました。最高。

前作はジェイソウル的な俳優さんだけどうしてもピンとこなかったけど、今回はみんな監督の世界観にぴったりで、2時間ちょいどっぷりはまれました。

レビューを見ると誰に感情移入したか、ということを書かれていることが多いようですが、わたしはがぜんマモちゃんだなあ。

自分に自信がないから好かれても受け入れられない、そして自分にないものを持ってる人への憧れの延長から好きになって、その恋で傷ついたときは好かれてる人に甘えるんだけど、その子には決して自分から行動しない、そして好かれれば好かれるほど軽い憎しみすら覚えちゃうっていう、、、こじらせまくってていいぞいいぞ!と思いながら見てました。

唯一、テルコとマモちゃんの関係性が好転しそうと思ったのが、はじめてマモちゃんがテルコの部屋にきて事を為さずにおしゃべりをしているシーンで、あのときテルコが「どうする?する?」みたいなこと言わずにただ一緒に寝てしまえば、何かが変わったのではないかなあ、歯がゆい気持ちになりました。

それにしても、成田凌くんかっこよすぎるし、お風呂に入ってても携帯の通知を気にしたり、夜中に呼び出されて飲みに行ったり、朝帰りで始発乗って帰るみたいなこと、めっちゃしたくなったな!!!
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