Rin

愛がなんだのRinのレビュー・感想・評価

愛がなんだ(2018年製作の映画)
3.8
共感できるようでできなくて。それが虚しくもある。
あらすじだけ見ると、マモちゃんが完全に悪いように感じるけど、テルちゃんも悪いとこたくさんあるなーって思っちゃった。ほんと余計なことすんなーってとこ多かった笑
けど、呼ばれたらいつでも行けるように、とか、今会社にいるってウソつくのとか、風邪の時お金がなくなるくらい買っていく、とか。すごーく共感してしまった。身に覚えがありすぎる。
でも最後まで、マモちゃんになりたいだけは理解できなかった。執着を超えた何か。

マモルはずるい。あんなの好きになっちゃうよ。これ見て、マモルをクズだと思う人は、たぶんすごく思考が女子なんだろうなぁ。
マモルは自分のことが好きじゃないから好きな人にまともにアプローチ出来ないし、自分の事を無条件に愛してくれる人が理解できなくて優しくできない。でも自分に自信ないから無条件に愛してほしいという矛盾。めっちゃわかる〜

ナカハラがやばい。響く。自分のことを良くわかってた。
諦めなのか愛なのか執着なのか。愛がなんだの答えは共依存だと思う。結局、誰といる時の自分が好きか。
手離すことも側に居続けることもツライんだから人を好きになるってこわい。恋愛って最悪。
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