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愛がなんだの4747のレビュー・感想・評価

愛がなんだ(2018年製作の映画)
3.8
山田テル子(テルちゃん/岸井ゆきの)は独身OL28歳は、友達の結婚式で出会った、田中守(マモちゃん/成田凌)に一目惚れ。彼のためなら何でもする都合のいい女になるが、守に恋愛感情は全くなく…。

2019年4月公開の映画であるが、女性を中心にロングヒットし、2019年10月26日現在も上映している本作。
邦画の恋愛映画はあまり見た事が無いため、比較は出来ないが【リアル】に感じた。
前半はテル子の深過ぎる愛情と守のグズ男ぶりにへき癖してしまったが、後半になりナカハラくん(若葉竜也)、ようこちゃん(深川麻衣)が物語に絡んできたあたりから、共感できるようになってきた。またすみれさんを演じる江口のりこは、こーいう人いるよなー、という人を無理なく演じており、演技の上手さなのか、素なのか分からなかった。
後半からは、タイトルである【愛がなんだ】という展開がこれでもかというほど続くが、ナカハラくんの王様に従順なだけの部下が王様をダメにする、という考えはまさにその通りだと感じた。優しさと甘さは別物なんだなと改めて考えさせられた。

本作はANAのアプリを通じて、視聴することができるためオススメだが、大抵上映時間の方が映画より短いため、残りが気になって仕方ない。流行りの動画配信サービスと提携して、シームレスに見られるようにしてほいしものである。
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