画面の湿度がめっちゃ邦画。
全然誰にも共感できないけど、こーゆう人たち居るよね。って思って、同級生の恋愛模様を傍観する感覚で眺めた。
自分が人にあまり入れ込めないので、ちょっと羨ましくもある。でもとても面倒くさそう。
最近読んだ舞城王太郎の本では、愛とは「祈り」だとあった。この映画では、愛でもなくむしろ執着だった。いずれにせよ、どっちみち愛とか他人への感情なんて単数形なんだ。
自分が男だったら、テルちゃんみたいな子にお節介に好かれたい。
ナカハラ君役の若葉竜也、昔好きだった俳優なのでテンションぶち上げでした。江口のりこの役幅の広さにも驚いた。