芥川賞作家 中村文則作の衝撃作を映画化したもの。今年2020年に新たなキャストでリメイクされてます。
学生が銃を手に入れてから殺人を犯すまでの一部始終を描いたもの。
殺人を犯した瞬間全てが現実になったかのようにカラーになります。
それまではごく普通の学生が銃を手に入れて気持ちが高ぶり強くなったかのような錯覚に囚われ自分は強い人間だと勘違いしてしまう。
ほとんどの殺人はちょっとした瞬間の怒りや強がりから発生するんだろうと思います。
誰もがいつ殺人犯になってもおかしくないくらい、生活しているだけで頭にくるようなことがたくさん起こり、その怒りを落ち着かせるたびに強いストレスを感じている気がします。