「銃」に投稿された感想・評価

共感度ゼロ。邦画にありがちな「キワモン」映画や。主人公が銃を持つことで段々おかしなっていくっちゅうんがこの話の肝やねんけど、主人公が最初からなんかどっか変やからこの話のいっちゃん大事な部分が壊れてしもてる。この辺のとこは、今シネマート新宿で演ってる韓国映画の「THE Witch/魔女」とか観てちゃんと勉強して欲しいわ。あーでないとあかんで。
次のに広瀬アリスやけど、彼女のせいでは決してなく、映画の中で全く機能してへん。この役自体要るか?広瀬アリスがかわいそうやわ。
それとリリーフランキーの評価めっちゃ高いけど、それよりもあの喫茶店のシーン、主人公とリリーの役者としての格の違いが凄かったわ。これもちょっと村上虹郎かわいそうやったわ。せやけど、この映画にそのリリーが出てへんかったら成立してへんのがが最も悲しいとこやな。
tkei7

tkei7の感想・評価

3.5
リアルとリアリティの違いについて感じさせてくれる映画だと思った。同じ武正晴監督の『百円の恋』もそうだったが、日常のシーンすらヒリついた画として映るっているのが良かった。とはいえ、淡々としつつも劇的な効果があったのは、ほとんどのシーンでモノクロだった点も大きいのかなと思った。

それはそうと、日南響子さんがとても素晴らしかった。もちろん村上虹郎もかっこいい。
いち麦

いち麦の感想・評価

3.0
何の変哲もない青年の日常が拳銃を手にしたことでどう変わっていくのか見たかったのだが終盤の展開が弱い。村上虹郎が演じた心の闇が今一つ突き抜けぬ。結構、独白部分が多かったが、映像で表現して欲しかった。銃を拾う前の描写がなく、元の人格が友人の接し方から察するしかないのも不満。
BLACKMICKY

BLACKMICKYの感想・評価

3.5
重たい。
モノクロからカラーになった瞬間、恐ろしく重たい現実があった。モノクロの世界が、まるで夢のよう。
ヨシカワユウコの言葉に未来が見えた気がした。

このレビューはネタバレを含みます

☆☆☆★★

原作読了済み。簡単に。

私は戸惑っていた。私はこの作者の小説を読んだのは初めてだったのだが、私はこれ程までに読みづらい小説を読んだ事が無かったのだ。私は一体どうしてしまったなら、こんな小説になってしまうのか?を考えていた。とにかく私は、ここまで改行も為されない小説を読む苦行を味わった事が無かったのだ。だが、同時に。私はここまでの熱量の凄い小説もまた、読んだ事が無かったのだ。

原作は絶えず「私は…」のフレーズが続いて行く一人称形式で語られて行く。
普段は無気力な若者が、或る日に本物の銃を手にした事から。自分の中に吹き溜まっていた《何か》に突き動かされて行く物語。
映像化では、その「私は…」が現代風に「俺は…」へと変化していた。

映画が始まって、画面が終始モノクロだったのは意外だったのですが。案外と悪くなく、ほとんど原作通りに進行して行く。
ただ、内容を知りながらの鑑賞の為に、まだついて行きやすかのですが。何分にも、淡々とした映像が続いて行くだけに。段々と落ち掛けてしまい…。
原作を読んでいた際に。1番面白く感じた刑事とのやり取り。
(本の帯に映画化と有り)出演者に、リリーフランキーの名前が有ったので。読んでいて、おそらくこの役はリリーだろうと思い。ここが1番の見所だな?と思っていたのに。不覚にもその場面で少しばかり落ちるΣ(-᷅_-᷄๑)
う〜ん残念無念!

そして最後の暴力場面。原作を読んでいても、熱量を感じる場面でしたが…なるほどね!その為のモノクロ。更には親子共演でニヤっとさせられた。

出演者では、主人公の村上虹郎が。これまで観て来たなかでは、1番良かったし。
広瀬アリスは。段々と、自身の中に有る資質の様なモノを確立しつつあるのが分かる。
ただ、それよりも。この作品に於いては。日南響子の裸体の眩しさに、思わずクラクラしてしまった印象が1番強く残る。

2018年11月18日 イオンシネマ市川妙典/スクリーン4
たまたま銃を手に入れた大学生が、銃の魔力のようなものに取り憑かれていく、中村文則の小説の映画化。
ほぼ全編モノクロで描かれることで、主人公西川トオルの狂気が不気味に強調される。普通の大学生が銃にのめり込み、銃を使いたくなっていく。刑事役のリリー・フランキーは安定の存在感。村上淳との親子共演は後でネットで知る。
まったくタイプの違う映画だけど、「百円の恋」のほうが面白かった。
りさ子

りさ子の感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

誰にも共感も感情移入もできない
最後のリリーフランキーは最高だった
layla

laylaの感想・評価

4.5
狂気に魅かれ、トオルに共感できてしまう人もたくさんいるだろう。それでも、ほとんどの人は映画や小説なんかで擬似体験して、現実の世界では常軌を逸してしまう事なく生きていける。
だからこういう映画って必要だ。

モノクロのノアール感がよかったし、あと何と言っても、村上虹郎くん。
彼の少年っぽさの中に漂う色気と虚無感がすごく魅力的。


初日舞台挨拶@テアトル新宿
诗织

诗织の感想・評価

3.8
観ている自分もトオルと一緒に悪いことをしているような気持ちになった。
色付いた世界は綺麗だったけど現実味が増してこわかった。
終始モノクロ(ラスト除く)映像で構成。

「死神」「タナトス」に喩えられる程の絶対的暴力性を有する銃に理性奪われ、元々シニカルだった性格も併せ、虚実ない交ぜな感覚になる過程とモノクロ映像が実に合う作品。ラストのリアルがより強調された。

一番はリリー・フランキーさん演じる巧妙な刑事でした。
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