キネマ寸評

ランボー ラスト・ブラッドのキネマ寸評のレビュー・感想・評価

4.5
思い入れ加点。
泣いた。
胸熱なラスト。

でもよう、。
脚本よう。救いが無いだろう…。
既に鬱病からの安定剤常習なのに。
観終わった後、うちの妻があまりに落ち込んで2人で色々議論しました。

「そもそもランボーが一緒に付いて行けばこんな事ならんかっただろ」
「それだとあの後半は無いから映画自体の存在も無くなるだろ?」
「1番の悪人はジゼルじゃね?許せん。」
「ランボーかわいそす」
観終わった後議論できるのは投げかけのあるいい映画なのかそれとも…

今回のランボーは戦地プロフェッショナルと言うよりは、13金のジェイソンのよう。体格や身のこなし、ナタ、とどめの刺し方等、ほとんどホラー。

前半は訳有り伯父さんと定番イラつく子供身勝手の青春家族劇、中盤はスプラッタースラッシャームービー、最後にゲリラ戦の3部構成。中盤から最後は異様にテンポ早すぎ。

ドアーズ、Five to One。
正直ランボーのイメージでは無かったが、神経症感が今回の悩める初老には合っていたか。ベトナム戦争で時間止まりっぱなしなんだろうな。

マフィアNo.2の弟、どっかで見たようなプリンスの従兄弟みたいな馬面、出る度に顔見てなんだかウケた。
リチャード・クレンナ今回は回想でも出ないけどエンドクレジットで名前だけ。

エンドロールで"おいでやすポルトギー"みたいなの出てだけど、絶対メキシコ行かないと心に誓った笑
思えばランボー4観た時も、絶対ビルマ行かない!と恐怖で震えました。

でもなんだな、メヒコからの帰り、国境ゲート越えるのめんどくさくなってバリケードをババーッて近道wwアリゾナは上に一直線か。


*********
歴代の名シーンが流れます。ここで泣く。全作劇場で観たなー。
子供時代の僕を思い出し時間の経過を感じました。
この時目の前の人が立ち上がって帰っていったの見て頭ひっぱたいてやろうかと思った笑
キネマ寸評

キネマ寸評