りゅーすけ

永遠に僕のもののりゅーすけのレビュー・感想・評価

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)
3.5
美形な少年”カルリトース”が、殺人や泥棒などの犯罪に繰り返し、自己の欲求を満たそうとする話。

犯罪は社会的に許されない行為だけど、カルリトースは本当に悪気がなかったのだと思う。(彼の心情はあまり描かれていないから、結構個人的な解釈)なぜ会社で地道に働くのが正義で、人から物を盗むのが悪なのか。自分としては“普通”なことが、周りにとっては普通ではない。

判別がついて当然だけど、元々ヒトだって自分の欲求(生存本能)を第一に考える生き物。教育だったり環境によっては、道徳の欠けた大人になってしまう。

映画としては面白かったけど、カルリトースのような人間は世の中にたくさんいるって考えると少し怖い。
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