永遠に僕のものの作品情報・感想・評価

「永遠に僕のもの」に投稿された感想・評価

CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

3.5
【お前のモノは 俺のモノ、俺のモノは俺のモノ!】
アルゼンチンで黒い天使と呼ばれた、若き強盗の遍歴を描いた実話もの。

銃に取り憑かれていくうちに、銃のトリガーをいとも簡単に引いてしまう様子を、若い女の子が銃のトリガーを中々引けない描写と対比させることで強調するキメの細かさがあり、ただただ美しい映画ではないことはよくわかる。

そして、なによりも犯罪心理を深掘りした作品として秀逸。

彼は、金やモノには興味がなくて、相手から奪うことに快楽を覚えているところに焦点を置いているのです。

ペドロ・アルモドバルが教育したこの新鋭ルイス・オルテガ監督は今後注目の監督だ。
笑ってしまうような美しさと可愛さと純真さと凶悪さ。
使われている音楽がすべて最高。いい映画はいい音楽とともにあるよね。
これは結構良かった。ロレンソ君のルックスもさることながら、だんだん全部崩壊していく様のやり切れなさが取りこぼされることなく描かれていたので、これぞクライムムービーという風格ながら笑えるシーンも多く、ああ結局全てコメディーなのだという感情移入もできる。
音楽や、練ってみた構図もまあ面白い。
アメリカン・アニマルズも近いところを狙った作品だったが、こちらの方が感覚がちゃんと残る。単純に自分が欧米の映画に慣れすぎたというのもあるかもしれないが。
1970年代、天使の顔をした17歳の美少年・カルリートス。世界を虜にした犯罪者。なぜ彼は悪にその身を捧げたのか…。
アルモドバルプロデュースによる、興奮と陶酔のクライム青春ムービー、上陸。
ah

ahの感想・評価

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お!
待ってました。
最近流行りのジェンダレス俳優
キラキラ系なんでしょーね。
そして内容は重めでね。
マ帆

マ帆の感想・評価

4.5
小さな窃盗がエスカレートした結果11人を殺害し、「アルゼンチン史上最悪の犯罪者」と同時にその美貌で「死の天使」「黒の天使」とも呼ばれた実在の殺人鬼、カルロス・プフ( 劇中カルリートス )がモデルの青春クライムムービー🛁🚬

とにかくオシャレ ! フレアにハイウエスト、いろんなタイプのデニムを基調にした70年代ファッションもパステルに映えるビビッドもロレンソ・フェロの瞼も全てが「美」💎

実在したカルロスは共犯者の顔の胸を裂いてバーナーで炙ったり、生後2ヶ月の赤ちゃんを滅多刺しにしたり、レイプもしていたり、と相当のサイコ男なので美化だと言われればそこまでなんだろうけど、実際物理的視覚的に「美」「美」「美」なのでスクリーンに目が釘付けになっているうちにそんな事は忘れてしまう( ☹️ )

そうやって引き込まれてくストーリーもしっかり濃くて見かけの部分だけが良い映画になってないのも素晴らしかったデス

タイトルの意味が分かる瞬間と、動機不明感情不明でほぼブギーマンなカルリートスにどうしようもなくグッッと来てしまう瞬間 。そして今まで観た中で確実に1番良かったと言い切れるオープニングとエンディング 。瞬間瞬間が素晴らしくてこれ何度でも観れる 💭

思えば‘‘僕は生まれつき泥棒だ。
他人の物なんて存在しない。
僕は神の使者(スパイ)として
地上にやってきた’’
なんてセリフを実在の殺人鬼に脚色してしまうタチの悪さからして最高だった
センスの塊なんだろうな ~ 惚れ惚れする 。

「堕ちる」

観た後にこのコピーを見ると、カルリートスが「堕ちる」って意味に加えて映画を観た観客も「堕ちる」のダブルミーニングにしか見えなくなる

初めて聞いた時は全然良いと思わなかったけど今はとても好き❕

私は完全に堕ちた側なので先週観て以降、帰宅後すぐにTVをつけて神オープニング & 神エンディングをリピート再生しています 。家族から見たら完全に奇行🙄

ちなみに予告まあまあネタバレしてるので観ずに本編臨んだ方がよいです🙄

ポストティモシーシャラメとか
南米のディカプリオとか
色々言われてるロレンソ・フェロ
( 本職ラッパー )
再来週来日だそうで🇯🇵楽しみだ ~

沢山の劇場で上映されますように 🙏🏼
WTF

WTFの感想・評価

4.4
清々しいほどのサイコパス。所々コメディチックでスタイリッシュ。全体的にセンスしか感じない。
Finisterre

Finisterreの感想・評価

2.1
難しい話。

環境や育て方ではなくて、生まれ持った性質としか言いようがないのかな、と。

真実に基づいているというから、また恐ろしい。
McQ

McQの感想・評価

3.7
懐には二丁拳銃。引金を引く事に躊躇いはない。生まれながらのモンスターにして美少年という、まるでマンガから飛び出てきたようなキャラクターであるが、これが〝実話〟というのだから驚きである。

そもそも行動に〝悪意〟が感じられない、、というのが最大の脅威じゃなかろうか。人としての感情の一部が欠落してるように見えた。

誰かに似てると思ったが、多分ミーナ・スヴァーリ??、、その言葉に偽りなき美少年である。(顔の長い双子のガールフレンドより余程美人に見える!)

あどけない表情を持ちながらも、時折、狂気に満ちた目つき。この若さでこの味わいは中々出せるもんじゃない。後々、大物となる予感がしないでもない、、(個人的にはティモシーより、こっちを応援したくなった。)

編集中に消えた!、、と思ったら原題から英題に変更されてた!!泣(どうせならジャケの登録を、、)
mizuki

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3.6
"You look like Marilyn Monroe."

「死の天使」とも呼ばれた実在の17歳の殺人鬼。天使の容貌の裏に隠された狂気と嘘を描くアルゼンチン映画。『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメの長回しの演技を彷彿とさせるロレンソ・フェッロの涙の演技が光る。アルモドバルプロデュースながらドラン的でもある。

性的モチーフを接写で執拗に写し出しながらも、あえて直接的に性描写を描かないところが極めて官能的。艶かしい展開になりそうでならない張り詰めた空気が充満し続けるフィルム。
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