雫

THE GUILTY/ギルティの雫のレビュー・感想・評価

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)
3.6
フィルマークスのスニークプレビューにて鑑賞。
見終わった後、純文学の読後みたいな感覚。こちらに委ねられるような終わり方。
簡単に言ってしまうと密室劇で、電話の向こう側の人達との会話のみでストーリーが進んでいく。最後まで部屋の外の映像はないし、電話相手たちの顔もわからない。
だから観た人それぞれの頭の中で登場人物のキャラクター像とか情景とか、想像を膨らませる余地のある作りだから、鑑賞後どういう映画かって聞かれたら千差万別の答えが返ってきそうな映画だなーと思った。おもしろい。笑
密室劇、そして電話のみで話が進んでいくっていう新しい見せ方だったけど、最近は斬新な見せ方の作品が増えている傾向があると思うので、今後はどんどんこういった新しい試みの作品が観られるのかなと勝手に期待してます笑
雫