THE GUILTY/ギルティの作品情報・感想・評価

上映館(29館)

「THE GUILTY/ギルティ」に投稿された感想・評価

つかぢ

つかぢの感想・評価

4.0
緊急電話のコールセンターに飛ばされた警官が、電話だけを頼りに謎解きする話。

ライアンレイノルズのリミットに似た、電話音声から状況を想像するサスペンス作品だった。
ただ聴覚による情報から色々邪推したり連想する分、見る側の集中力がいるかも。

ネタバレとか内容描きすぎなレビューを見ずにすぐ見に行って欲しい一作。
pilaf

pilafの感想・評価

3.5
最初から最後まで、ワンフロアに数人のおじさんたちと電話だけ。
ただ電話(緊急ではあるんだけど)を取り次ぐ仕事を若干見下して、事件性を感じたら自分の使命だと言わんばかりに無茶苦茶やって、結果失敗するって。。

確かに電話の声だけでいろんなことを想像するんだけど、ずっと単調で、期待していたよりも音のこだわりというか仕掛けというか、そんなんがなくて。。
普通にお菓子食べちゃったし。

この誘拐事件と自分の事件を重ねて?見つめ直す感じになったけど、それもあんまり関係ないような、、

最後に誰に電話をしようが、そこもたいして意味がないというか、、
私が面白さを見つけられなかっただけかな。あ、お菓子食べてたからか?
しん

しんの感想・評価

-
想像してたけど、場面展開なさ過ぎてやはりちょっとキツい、、
コール音って結構耳障り
音と声だけのサスペンス。緊急通報指令室の小さな部屋で、画面に他にも登場人物は出てくるがほぼ主人公アスガーの一人芝居。何となく『ダイ・ハード』の匂いがしたらある部分がやっぱりダイ・ハードを思わせて、ひとりダイ・ハードっぽかった。但し、孤軍奮闘と独り相撲の紙一重。そっちじゃないよ気付けよ!とずっと思いながら観たので、ハラハラする緊張感というより、あーあ…という“やってもうた”感が。
とはいえ、その見込み違いがアスガーの人物像と大いに関わる。同僚への態度、やけに目につく薬指の絆創膏、やるせない倦怠感、3台の電話、3つの過ち。事件とは別に電話応対する彼自身の断片的な情報が読み取れ、やがてそれが事件とリンクしていき、タイトルの意味がわかる。言わばこれは事件と同様、アスガーの見えないインナースペースで進行する映画。
受信ブザーや電話口の声、雨音や物音、或いは応答しない相手といった音は注意深く作り込まれているし、ヤコブ・セーダーグレンの横顔も曰くありげで胡散臭いのが良い。ただ脚本で見せる映画としてコンパクトに練り込んであるけど、同時に作為的とも感じてしまう。何かもう一味欲しかった。
グルー

グルーの感想・評価

3.8
トム・ハーディー!出演作品「オン・ザ・ハイウェイ」が、楽しめなかったので不安しかなかったのですが…

たった1つの状況が続くだけなんだけれど、、、これは新感覚!

ほぼ電話からの音声を聞くだけ、、、とにかく静かにして緊張感のある会話だけの状況に引きつけられ色々と思い浮かべてしまう…濃厚なドラマ!

少し疲れるし
最後は溜め息が出るし
モヤモヤッとするが
これは観て良かった!
askr

askrの感想・評価

3.0
久しぶりにこんなにも登場人物が少なくて、制作費が安そうな映画見た(笑)
一生おじさんのこめかみドアップ。
目で楽しめない分、めちゃくちゃ耳を研ぎ澄ませて楽しんだ(*'ω'*)
電話の向こうでなにが起きてるのか考えるのは楽しかった。

オチまで読めてなかったけど流れはだいたい読めてしまったのが減点。
緊迫感はあったし普通に面白かってんけど、別に映画館じゃなくて良かったとは思う。
設定がザ・コールとちょっと似てるなーと思いながら観てた。
今年劇場鑑賞23作目「GUILTY/ギルティ」鑑賞。

自称「ポップコーン撲滅同盟」事務局長としては推奨映画として認定せざるを得ない。音楽が全くない。主人公のヘッドホンの向こうから聞こえてくる微かな音に私達は想像を巡らせる。ポップコーンやドリンクの音も邪魔なのである。持ち込みに死を!!!

主人公は過去になんぞやらかした警察官。現在は緊急電話の電話係をやっている。そして明日は法廷でやらかした事件の裁判で証言しないといけない彼に様々な緊急電話が掛かってくる。
その中の1本に男に拉致されているであろう女性から電話が掛かってくる。
彼はその女性を救うために彼の職域を越えて救おうとするのだが。。。

音映画と言われる割には音を使ったギミックはそれほど多くなかった様に感じた。

今作と似たような映画としてトム・ハーディの「オン・ザ・ハイウェイ」の方が私としては好みだった。


ずっと緊迫感が続く。救いがない。そしてラスト。自分はちょっと納得が行かなかった。かな?!

しかしこの手の映画は大好物!良作。
ずっと観ようとおもっていたのだけど、やっと観れた!

ミステリー小説を読んでいるような気分になる作品でした。
searchでは情報量が多くついていけてないところが多かったのですが、この映画は映像がほぼ変わらない分、字幕と音と主人公の表情に集中できたのでわかりやすく、話に引き込まれてドキドキしました。
なぜタイトルがギルティなのだろうと思いながら観ていたのですが、これが…罪…!!!というシーンで世界が反転し、はっとしました。とてもやるせない気持ちになったけれど、絶望の中にかすかな希望があってよかった。
人を助けるつもりで人を傷つけることがあるのはこわい。緊急な時ほど冷静に状況を把握しなければならないことを思い知らされます。
上映時間中ずっと主人公が電話をしてるだけ、という何とも尖った作品。

こう書くと語弊がありそうなので補足すると、主人公は緊急ダイヤルの電話番をしている警察官の男性で、誘拐されたと思われる女性からの電話を受け、事件に関わっていく、というストーリー。
なのだが、主人公は電話対応係なので当然部屋からは出ることはできず、ひたすら電話に出たり、とりついだりするだけです。

それが延々と88分続きます。
それだけなのに、これがどういうわけか面白い。
映画というより舞台演劇でありそうな設定の作品です。

面白いポイントはいくつかありますが、一つはやはり異常なまでの「音」へのこだわり。電話ごしで映像が見えないからこそ想像力をかきたてられます。
もう一つは主人公のキャラクター。この映画登場人物もとても少なく、主人公についても直接どういう人物か語られる場面はほとんどないのですが、短いやり取りなどからこの人物が、
・以前は警察として前線で活躍していた
・ある事件を起こしたせいで、電話対応係に左遷され、裁判も控えている。今の仕事にはやりがいを見いだせていない。
・かなり正義感が強く、暴走することもしばしば
ということがわかるんですが、これらの主人公の背景がぼかしぎみに描かれるので、いい感じで興味が持続させられるわけです。

それで映画を見ていくうちに、どうやら実はクライムサスペンスかと思いきや、かなり内面的な物語であることが明らかになる、この作りは上手いなーと思いました。
道理でいつまでたっても主人公は外に出ないし、銃撃戦も始まらないわけです。

こういうアイディア勝負の低予算映画はやったもん勝ちみたいなところがありますから、当面こういう設定の映画でこれを超える作品は出てこないでしょう。

このレビューはネタバレを含みます

映画のトリックにまんまと嵌められました。
音だけでストーリーを組み立てる楽しさと恐怖。
思わず没入してしまう体験型映画として見事。

全てが崩れ去る瞬間。
世界の見え方の変化。
ある種のカタルシスというか気持ち良い瞬間でもありました。





"The Guilty"という題名を強く意識しながら見ていたのですが、自分にはいまいち「主人公が過去に犯した罪」と「犯人が犯した罪」が上手く重なったように感じず、ラスト部屋から出て覚悟を決めた主人公にグッと来そうで来ず。
消化不良。

あと、これを言うのは野暮でしょうが、やはり画面の変化に乏しいのは純粋に飽きました。
もちろん細やかな表情や照明の変化は練られているし、視覚的情報量がゼロとは言いませんが…。
特に前半は画面変化の乏しさを補うほどの話の面白さを感じられませんでした。
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