たかとけいた

ライリー・ノース 復讐の女神のたかとけいたのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

丁寧な人殺しが素晴らしかったです。
復讐モノって主人公が無双しがちなジャンルだと思うんですよ。それこそ『96時間』みたいな感じで。でも今作は割とやられるとこはやられてて面白かったです。
あとは殺しのシーンが美しい。手榴弾でまとめてドカーンとか、マシンガンでまとめてズドドドーンとか、そういうんじゃなくて、1人殺して、次の人殺して…、って感じで、殺陣が好きなぼくは色々なパターンの殺し方が観れて嬉しかったです。
ただシナリオがちょっと雑なのは否めないよね。刑事が裏切り者だったのとかは、意外だったけど「あぁ、そうなんだ」ってぐらいのインパクトだったし、最後にライリーを逃がしたのに関しては「いやお巡りさんめちゃめちゃ怒られちゃうよ?」って思っちゃうし。なんか観客の反応ありきで作ったのかなぁ、って思いました。
続編とか作ったらまた面白そうな作品だよね。