まみたす

イーディ、83歳 はじめての山登りのまみたすのレビュー・感想・評価

3.6
夜中に短めの映画が観たくて怖いやつを探してたけど(笑)ふと本作が目に止まり鑑賞。なかなか良かった。

若い頃はお父さんと冒険をするヤンチャな娘さんだったのに、モラハラ夫(そうとしかいえん😤)に外出も阻まれ30年も夫の介護をしてきたイーディ。
夫が亡くなり、娘は施設に入れようとするも、あの山に登りたい❗と恐る恐る旅に出ます。

田舎町に住み、窮屈感を持っているキャンプの達人の若者ジョニーとひょんなことから出会い、イーディは彼と登山の練習をして、山に登る準備をします。

本作をみて、色んなことを考えさせられた。
たった一度の人生なのに、しがらみに甘んじて縛られていて良いのか?とか、いくつになっても、やり始めることに遅いってことはないとか。
歳を重ねること(しがらみも増える)をネガティブに捉えず、いつだって主体的に人生を生きていたいし、青春と思っていたい気持ちになったなー☺️

ジョニーはええやつやし、イーディも最初は甘えベタやったけど(そら、あの夫と半世紀も一緒におったらそーなんで)、だんだん若かりし頃の自由なイーディを取り戻し良い感じになっていくのも良かった。
山の景色が素晴らしくて、それも良かったなぁ。しかしあの山を登れるのかねってなるわ。私は無理かもしれん(なかなかの山です)😁

最後に余計なお世話かもしれないコメント😁
イーディの娘は母に理解のない娘みたいに若干描かれてるぽいけど、あの父親、そして夫を憎む母に育てられたら、子どもはメンタルしんどいと思うわ。『母さんの世話はうんざり』って言うわな(いや、それは言わんといてやってなるが)。
娘、イーディと一緒に山登りできたらきっといいやろうなぁと思いました。