マズくはないけど、美味くはない。そういうラーメンを食べたような気分。
わずか100分程の映画なのに、まだ削れる。特に序盤の30分はほとんどいらない。ストーリーへの絡みもほぼないうえに、単純につまらない。
最近の映画の展開の速さや、テンポの良さ。そういう物と比較すると一作目のハロウィンも若干のタルさは感じるものの、眠くなったりはしなかった。
だが、今作は眠くて眠くて仕方ない。
マイケルが覚醒してからは退屈さは感じないのだが、決して面白いとも言えない。
ローリーが祖母になり、親子三代で話が進む割に、どこのエピソードも踏み込みが浅いので、なんだかぼんやりとした印象。
音楽は良かったけれど、結局オリジナルの曲がベースになっているので、新線さはない。
加えて、変に最近よく見るセリフ回しに爽快感を覚えはするものの、なんだかギャグになってしまっていて、オリジナルが持つ、じんわりとした間というか、不安感が全然ない。
うーーん。なんだろう。なんかなぁ...