EDDIE

ハロウィンのEDDIEのレビュー・感想・評価

ハロウィン(2018年製作の映画)
4.0
ブギーマンがやってくる!名作ホラー『ハロウィン(1978)』の続編が40年の時を経てリリース!
しかも当時の被害者女性ローリー・ストロードと殺人鬼マイケル・マイヤーズのキャストそのままというこだわり抜かれた演出。

有名なハロウィンのテーマソング、本作でも堪能できます。
ただですね、私実は「ハロウィン」観たことありません。だから前作観ずに楽しめるものかと不安もあったんですが、行っちゃいました。
けど、凄く面白かったです!前作を知らずとも、不気味なマスクを付けた殺人鬼が40年前に連続殺人事件を起こしたこととローリー・ストロードが当時の被害者の1人で本作ではそのローリーがそのまま年取ったお婆さんだということさえ押さえていれば問題なく楽しめます。

精神病棟に収容されているマイケル・マイヤーズが、別の収容所に輸送される途中で脱走し、あの恐怖再び!となる設定です。
その輸送される日がまた10/31のハロウィンの日とか狙っているとしか思えませんが、この映画ホラー映画にありがちな突っ込みどころが満載で笑えます。
躊躇なく人をなぶり殺すマイケルは、それこそ脱走後も無差別に殺人を続けハラハラドキドキさせるんですが、まぁ何というか街の人間の認識が軽い。
かつての殺人鬼が野に放たれたともなれば、もう街は大パニックですよ。街の人々はそんなこと知らんとばかりにハロウィンの夜を楽しんでます。
さらにやっと通報があったと思いきや、警官1人って「え?大丈夫?」みたいな。
マイケルに復讐するために銃発砲の練習したり、家に色々な仕掛け作ったりしたローリーもやたら家族に危機意識与えてる割には行動が軽率とも取れる部分もあり、そんなところを心の中で突っ込みながら観てたもんだから、ホラーというよりなんか私の中でコメディ映画と化していました。

そんなタフネス婆ちゃんローリーとマイケルの対決は見所満載で、映画にかなり集中して楽しむことができました。
あの何とも言えぬラストはまだブーギーマン・マイケルが生きていることを示唆しているのか…わかりませんが、ハロウィンの日にあなたの後ろに立っているかもしれませんね。。
EDDIE

EDDIE