おしぼり

閃光少女のおしぼりのネタバレレビュー・内容・結末

閃光少女(2017年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

すごく漫画的なよくあるエリートとルーザーの対立で描かれる青春ラブコメ音楽ムービーで、主人公は伝統音楽やってるルーザー側で西洋音楽やってるエリート達を見返しちゃうぞって感じでバンドを組むってお話。

まぁ凄く漫画的でコミカルが過ぎるかなって印象を受けましたし、ラブコメって部分では目新しさはあまり感じられやんかったけども。
音楽映画ということで、こっちは凄く良く出来てたと思います。
伝統音楽と西洋音楽ということで歴史的文化が背景にそれぞれあってそこをちゃんと汲み取って表現されてる。
最初は対立から始まり、伝統音楽と西洋音楽の融合を果たし。ラストでは現代文化との融合で未来を示唆している。この過去現在未来っていう部分が青春のあの感じと上手くリンクしているように感じましたし、音楽で青春を描き 青春で音楽を描く みたいに良い相乗効果になってたんじゃないでしょうか。

総じて漫画的な軽い感じは否めへんものの音楽って題材を上手く青春映画に落とし込んでる良い映画でした。面白かったです。
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