公開当初は二番煎じかと思って見てなかった。好きな質感で非常に良かった。
ボヘミアン・ラプソディは公開後初めての土日に見に行って、「あ、人生のベスト来たかも」とゾワゾワさせてくれた。ただ、自分が物凄いQueenのファンでアルバムみんな聴いてるぐらいだったから、そう思っただけなのかもしれないなと。
エルトン・ジョンの知識はそんなに深くなくて、今回劇中で流れた曲の半分ほどしか知らなかった。でも、《栄光と堕落》をこれでもかと突きつける演出・脚本、そのシーンに則した挿入曲が素晴らしい。
ボヘミアン・ラプソディのライブエイドのような、カタルシスはもしかしたらロケットマンには無いかもしれないけど、僕はこういう作りの方が好み。
スーパースター、ゲイ、ステージネーム。共通項だけみて単なる二番煎じだと見逃してると後悔する作品。