ロケットマンのYukiYukiのレビュー・感想・評価

洋楽を愛してきたけどエルトンはそこまで聞きこんでこなかったわたし。スカした感じが苦手だったし、風貌と歌がどうにもマッチしなくて感情移入できなかったからだ。でもこの映画を見て、ああ、そうだったのか…とすっと入ってきて、ものすごくしびれた。父親と再会した場面は涙が出た。彼の歌のあれもこれも、劇中の使われ方がうまくて見終わったあと拍手したくなった。子役が実際の彼の子ども時代とそっくりで、おおーと声が出てしまった。

音楽の才能だけではない、愛に貪欲だからこそ偉大なアーティストになるんだなと感じる。