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ロケットマンのaraのレビュー・感想・評価

ロケットマン(2019年製作の映画)
3.0
・こーゆー類の映画って1曲目とその演出ってめちゃくちゃ大事だよね!
・自分の幼少期を思い出すシーンで当時の人々や風景はシャビーで淡く、悪魔風な角に無数のスワロフスキーで炎の柄がついた衣装にリオのカーニバルのような羽根を背負ったタロンだけが、ドぎつくオレンジに浮かびあがる姿に"The bitch is back"がかかり歌い踊るシーン。こりゃ好きだわと確信。
・幼少期のレジー役の子も表現が上手!そしてそっくりでびっくり!
・濃くて大変そうな半生だけど軽くポップなタッチでスラ〜っとストーリーが通り過ぎてしまったように感じた、この点はボヘミアンラプソディの重さや暗さの方が、似たような苦しみの表現でも個人的に響いたなぁと思う、エルトンの繊細さや孤独感がポップに持っていかれてしまった感があった、コレが良さなのかもしれないが… 比べてはいけないとはわかっているが、ボヘミアンラプソディの時に感じた憑依したかのような"本人"感や人生を見てる感やゾクゾク感にはかなわなかったなぁ
・ロケットマンの曲のシーン、めっちゃよかった!プールだけじゃなく、自分がいつどこにいるかわからなくなるほどの多忙な日々や、自身の葛藤に溺れてる感じの表現が良い!
・衣装がとにかくすんごい、再現もすんごい
・バーニーの心の広さと優しさ最強、バーニーとエルトン2人のシーンはどれもよかった
・ラストのI'm standingは本物PVにタロン合成なのか? そして脳裏によぎるのはSINGの🦍w それでエルトン役はタロンで決まったというのだからすごいもんよなぁ🦍
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