誰が誰のためにどう行動して生きているのかがわからなかった。映画は主人公の欲求を主軸に組み立てていくと学んだが、この映画に欲求がある人間がいたのかわからなかった。バイクを買いに来た青年が異様に浮いて見えたのはそのためだと思う。
殺すことが淡々と描かれていると北野映画は言われるが、実際殺すのなんてその程度の行為だと思う。そこに無駄な感情などないのとはまた違う。
タイトルの意味はわからないが高校のチームが勝ち、9回に攻撃がなかった事はわかる。サヨナラヒットは打てない。そう言う事なのか、逃げ切りと言う事なのか。
