私は基本的に邦画は見ません。
理由は洋画の方が面白いし、英語の勉強にもなるからです。一方、邦画は映画制作会社が起点ではなく当たったTVドラマの映画化が近年更に多くなってきており、もう見ないだろうと思います。
ただ、漫画とアニメは世界的に見ても引けを取りません。外人に自慢したら羨ましがる分野です。
という事でアニメ映画は見ますし、アニメ、漫画原作の邦画も見ます(地雷が多いのは承知)。
さて、キングダム。
元々キングダムは漫画では読んで無いんですが、NHKのアニメを見ていました。横山光輝の三国志を何度読んでも1/4くらいのところで撃沈する私が、グイグイ引き込まれて一気にシーズン3まで(早く再開してくれー)見るほどハマりました。
1番気に入ったキャラは御多分に洩れず、王騎です！
強すぎます。
カッコ良すぎます。
実は情に熱く泣けます。
大切なのでキャラを挙げました。
そして、実写版キングダム。
漫画、アニメの実写化はオタクの世界では社会悪のように言われ、地雷の確率が非常に高いのが特徴です。
では、キングダムはどなのか？
いや、これは最高だろ。
アニメ超えてる。
そんな声が聞こえてきます。
私もそう言ってます。
何が最高なのか？
先ずはキャストです。
信:山崎賢人
嬴政:吉沢亮
河了貂:橋本環奈
成蟜:本郷奏多
目立つのはこの辺りですかね。
これが、アニメ版と変わらずむしろ本物の人間なのでリアリティが上がってるんですね。これが実写版が成功するということなのかと唸らせられました。邦画もTVも見ないので、詳しくありませんでしたが、吉沢亮以外は知ってました。で、山崎賢人は何かで演技を見てハンコ演技のようで良い印象が無かったのですが、今回は信でしたね。山崎賢人を思い出す事は無かったです。他の人も同様です。なりきっている。山崎賢人はこの為にダイエットをしながらも筋トレをして、あの信の貧しい細マッチョぶりを再現。メソッド演技も出来るんじゃんって思いましたね。
長澤まさみは何となく楊端和みが足りなく思えたので外して…。
あえて残した王騎！
王騎:大沢たかお
んー、大沢たかお…どうなんや…？
王騎やぞ⁉︎
最初一瞬見た時不安でしたが、その後の出番ではこれはもう王騎でした。
流石にアニメ程誇張された大男ではありませんが、そういうところもなるべく大写しや遠近法を使うなどしてカバーはしてたと思います。
でも、見た目は騙せないですよね？
でも、唯一露出してる二の腕が太ぇ！
え、マジ太い…。
聞けば、彼は王騎になる為に10kgほどの増量(筋トレ)をしたようです。
10kg⁉︎私も筋トレにハマったことのある身ですから分かるんですけど、10キロってハンパ無い目標です。しかも短期間でやったらしいんですよね…。もしかしたら1ヶ月だっけ⁉︎恐ろしい。
しかもぱっと見分かるの2の腕だけですよ？wボディは甲冑で誤魔化せばいいので。でも、ボディも厚みはバレるかもしれませんねぇ。甲冑がスカスカじゃアカン。
まずはボディ作りでしたが、役作りはどうなのか？
これはもう喋り方ですよ。あの喋り方、アニメのアレです。あのまんま。
いや、むしろもうちょいリアル。
王騎ファンも納得だったのではないでしょうか？僕はいいぞたかお！でしたね。
惜しむらくは出番が少ない事…。そこは次回作に期待。
次に、実写の優位点。
私はキングダムはアニメで入ってます。少しだけ漫画を見ましたが、アニメ版は残虐表現が控えめです。これはNHK放送だから仕方ないのかもしれませんが、漫画からの人は不満だったのではないでしょうか？
私はそもそもアニメから入ってるので、そこまで不満はありませんでしたが、血が噴き出ない、血の色がほぼ黒みたいなところに表現の制限を感じていました。
さらにアニメはほぼポリゴンCGで表現されており、バトルが人形劇のようで重さや力、勢い等が感じにくかったです。
それが実写だとどうでしょう。
映倫は存在しますが、TVよりは緩いですし、年齢制限を付ければどこまでも表現は自由です。
なので、もうザクザク刺すし、赤い血が流れまくる。そして、アクション(剣技)はキングダムの見せ場ですが、アニメ版を圧倒的に上回ってます。
アクションの監督なのかは存じませんが、ハリウッドにも引けを取らないバトルだったと思います。
少なくともスゲェって思った瞬間が何度もあったということはそういう事かと。
褒めちぎレビューになりましたが、漫画・アニメの邦画実写化は失敗するというジンクスを打ち破った数少ない名作と思います。
真面目に次回作が楽しみです。何故なら…もうネタバレしていいか？
何故なら次は王騎の話になるはずだからです！実写の王騎の一騎当千ぶりを見たいです。そして…。このキャストと監督ならばまたアニメを超えられると思います。
楽しみに待ってます！頑張って👍
