期待値こえてきた😁
「キングダム」は全巻繰り返し読んできてるので実写化に満足できる気がせず、敢えて劇場スルー。とはいえ…気になってレンタル開始直後に 笑
素人っぽいワイプ、文語体と口語体が混ざりまくりなセリフ回し、大袈裟な演技、不自然なワイヤーアクション、王宮内部のこじんまりなセット。やはり邦画の限界を感じてしまう。
ところが…キャスト陣のキャラ作りと演技のお陰で途中から
”これはアリ!次も観たい!”
に変わってました。
原作を知らないとヘンな演技に見えたかもだけど、大沢たかおの王毅は実写化において違和感が出ないギリの線で原作キャラの雰囲気を作り込めてたと思う。ぬんふ。
山崎賢人の信も原作キャラに寄せてたし、漂と嬴政の一人二役をやった吉沢亮の演じ分けも。本郷奏多の成蟜もしっかり憎まれキャラを演じきり、坂口拓が演じた左慈の凄みは原作以上かも。
長澤まさみの楊端和は思い入れ強すぎなのか違和感。橋本環奈の河了貂、騰、壁、晶文君、李斯も違和感あり…。
でも、このクオリティなら続編にも期待してみたくなる。
羌瘣のトーンタンタンや騰のファルファルが観てみたくなったぞ!笑
さて、原作コミックは55巻まで出てるけど、こいつは5巻までの話。ここから40巻まで呂不韋と戦ってるし。
まだまだ飛信隊や呂不韋、昌平君、王賁、蒙恬、桓騎、王翦、李牧、龐煖、紫夏も出てきてないからね!邦画のアベンジャーズになりえるか?
ただ…史実の嬴政=始皇帝ってかなりサイコパスなんよね😐 キングダムしか知らない人は史実知ると幻滅するかも。「達人伝」は真逆の描き方してるので興味あれば。