フレイタス

キングダムのフレイタスのネタバレレビュー・内容・結末

キングダム(2019年製作の映画)
2.9

このレビューはネタバレを含みます

原作は未読です。

山崎賢人と吉沢亮、長澤まさみは華がある。いるだけで存在感が際立つ、、はずなんだけど、、、

山崎賢人は台詞回しが気になってしまう。ずーっと一本調子で叫んでるのは流石に、、、なんか無理して演じているように見えて途中から主役には見えなかったなぁ。。ラストの、長年の練習が生きた瞬間はカッコ良かった!
なので要所要所でおおっ!と驚くくらいカッコよくなるけど、それ以外のシーンでの演技が安っぽく見えてしまう。。
しかも大沢たかおなど、周りにうまい役者さんを置くとすごく埋没する。



長澤まさみは登場シーンでがっかりしました。いくらなんでもあの声は、、、連ドラの犯人みたいな声はない。何アレ?
で、登場したらしたでどうしても王には見えない。ただずっと長澤まさみが暴れてるように見える。キレとか凛とした雰囲気、民を引っ張って行く存在感みたいなものがなくて、、、、インディアンのモノマネをしてる人みたい。まるでコントのようで、、、出てるだけでハラハラした。


吉沢亮は所々で場を引き締める瞬間があって良かった。中国が舞台というのも凄く合っていた。


主役2人が活躍する映画のはずなんだけど、最終的に印象に残ってるのは結局大沢たかお。全て持っていった。大沢たかおが出てるシーンだけすごい印象に残った。
印象に残りすぎて後半はガンバレルーヤにしか見えなかった。


編集のせいなのかわからないけどラストの戦いの見所が印象に残らない。結局邦画の限界をまた見てしまった感がありました。同じ監督なんでアイアムアヒーローみたいな事になるかと期待したけど、、、期待しすぎたのか思ってたよりこじんまりとしていた。
(ロケ地や照明など撮影はとても良かったです!)

今まで見た映画で近いのだとあずみみたいな映画でした。
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