比較的興味を抱くことの多い中国系歴史物語。期待しての鑑賞でした。
成長して秦の始皇帝となる青年と彼を助けて最強の将軍を目指す青年が身内によるクーデターによる覇権争いを描いた歴史物語。
昨年の劇場公開時にテレビCMの多発により意識づけされた点が有りました。しかしながら年配者である私からしてみれば多くの演者の人々が余りにも軽い。
それに『レッドクリフ』や『ラストエンペラー』などの歴史超大作と比較するのも無理が有ると思われるが作品の重厚さが全く感じられない。
この作品でも岡田准一君が主演した『関ヶ原』でもあった人気若手女優をピエロ的な存在で配置する意味が全く感じられない事も残念である。
邦画の世界で中国の歴史を描き切るのにはまだ早いと再認識させられた・・・・
