宮沢りえのジャケットに目を奪われて、
ついつい借りてしまった人もいるんじゃないでしょうか?
かく言うボクもそのひとり。(笑)
あらすじ
ある女の行動を監視してくれと依頼されるカメラマンの男。
男は女に魅かれるが、やがて女の正体が殺し屋だと知り愕然とする。
それでも魅かれ続け、写真を撮り続ける男。
男と女の結末はー
監督が女性カメラマンらしく、映画自体ストーリーよりも
『如何に被写体を美しく撮るか?』
って事に重点を置いた映画だと思う。
だからコマ割りや、音楽の差し込み方とかが、
すっげぇオシャレやなとおもったし、カッコいいと思った。
ただストーリーを楽しもうとすると、かなり退屈な内容だと思う。
殺し屋のくせに仕事してるシーンがほとんど無かったし。
キャラの心情を写すシーンが多過ぎて眠たくなる。
だから『映画』として観るより、
『プロモーションビデオ』的な見方をすれば楽しめるのかもね。
それに、宮沢りえって別に好きな事も無かったけど、
この映画の彼女に関してはムチャクチャ綺麗だと感じた。
つまんなかったけど嫌いじゃない。
そう思わせる不思議な映画でした。