hawaianCT

ザ・ファブルのhawaianCTのレビュー・感想・評価

ザ・ファブル(2019年製作の映画)
3.6
南勝久先生の漫画を読まれた方ならわかる筈ですが、日本最悪都市&お笑い聖地の岸和田でヤンキーを、楽しくやられていたお方なので、非常に自然な悪の感覚を持ち、お笑い偏差値も高い漫画です。

特にそのお笑い部分は独特な間で表現したりするので、映画化においては非常にハードルが高かった筈です。

本作品は、南勝久さんの作品だな〜と思えるその間をちゃんと演出に取り込んでいて、とても楽しく見ることが出来ました。

ただ、主人公の設定を最強かつ、不殺としてしまった為、アクション映画として、大事なクライマックスにおいて、緊張感が欠けてしまったのは仕方の無いことなんでしょうね。

この映画はサブの役者の方も非常に良くて、安田啓、柳楽優弥、山本美月、福士蒼汰、向井理は大熱演で、あと金髪木村文乃の冒頭のミニスカ伸ばしを見るだけでも価値はあります!
hawaianCT

hawaianCT