はーにゃん

さよならくちびるのはーにゃんのレビュー・感想・評価

さよならくちびる(2019年製作の映画)
3.7
女同士のどろどろ感がたまらない。
一緒に何かをやってて片方に才能があったりすると劣等感強くなっちゃうのはなんとなく分かる。
レオはハルの事を本当は大好きなのに大嫌いでもあってハルの才能を認めてるけどハルのお飾りにしかなれないと思ってる自分が惨めで辛い。
ハルもレオを音楽に誘った責任感があるしとても大切な存在だからこそ自分と一緒にいる事でレオが辛い思いをするくらいなら自由にさせてあげたい。
つまりお互いを強く思ってるからこそ壊れかけている関係。
好きなのに素直になれない、憧れてるからこそ嫉妬する、自分だけのものにできないならいっそ要らない。
そういう愛憎は恋愛だけじゃない感情だから人間って面白い。
でも音楽という繋がりがなんだかんだ2人を離さない気がする。
もっと2人が仲良かった頃のシーンが見たかった。
小松菜奈のマッシュボブがちょっとボーイッシュな感じでめっちゃタイプ。
小松菜奈と門脇麦のコンビは熱い。
そこに成田凌を足すとサブカル感更に増して良い感じ。
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