大東亜世界体育大会とか不良外国人から日本を守るとか、せっかく極右的な世界観・設定をもっているのにそれを活かさないのは勿体ないと思うのですよね
西村監督でいえば以前に撮影された『ヘルドライバー』で出てきたドヤ街のような貧民窟のような舞台で撮影したら平均してあと1点くらいは上がるのではないかと思います、主人公が不良外国人だか誰だかを追いかけたのは思い切り東上野ですし、何とかという外国人と対決したのも普通の墓地でしたから
アクションにしろ血みどろスプラッタにしろほんの一瞬でしたし、世界観・設定を活かそうという気も見えず、主人公をひたすら格好良く撮るわけでもなく、主人公とヒロインの交流の物語というほどフィーチャーもされず、何を撮り何を魅せ何で喜ばせたいかが全く伝わってこなかったので駄作
普通ではない世界観・設定の作品を普通の舞台で撮影するのは犯罪レベルの愚行だと思います
