マトリ

ジェニーの記憶のマトリのレビュー・感想・評価

ジェニーの記憶(2018年製作の映画)
3.2
監督自身が13歳で経験した実話をベースにした作品

ドキュメンタリーを撮影している主人公ジェニファーの現在と幼い頃の淡い思い出が交互に描かれていく
映画の中で13歳の彼女が綴った物語
幸せな記憶のはずなのに全く違う記憶だった事が明らかになる
曖昧で美化されていた記憶が蘇って自分の本当の気持ちと真実に気付く
観ているうちに段々辛くなり気分が悪くなった

コーチと先生がジェニファーに対してした事は絶対に許されない事
本当に気持ちが悪い…
あの経験によって無意識に洗脳されてしまい物事の考え方、特に恋愛や結婚観に対する影響は大きいはず
あの頃あんな経験をしなければ今が幸せか不幸かは別にして全然違う人生を過ごしていたと思う

現在のジェニファーが幼い頃の自分や関係者にインタビューをしている空想のシーンは良かった
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