コバ

ジェニーの記憶のコバのネタバレレビュー・内容・結末

ジェニーの記憶(2018年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

物凄く上手く人間の心を表現している。
人は自分を守るために嘘つくっていうのをよく理解しているからこそ自分と向き合うことができたんだろう。

本当は嫌でも付き合い続けるしかないのには色々理由があると思う。無知だから、という部分も大きい。
一番恐ろしいのは相手には罪悪感すら存在しないこと。自分は善人と信じているから相手が嫌がっているとは夢にも思っていないのだ。善意たっぷりの眼差ししかしないので、「相手は悪くない、自分の問題だ」と思ってしまうのだ。

作中で大学生が言ってたけど、意味を理解していない危うさは一番でかい。どのくらい相手のことが嫌になったら別れて良いのか、教えてくれる人なんて誰もいないのだ。

子どもは欲しくない性行為は気持ち悪い、というか他人を傷つける行為にしか感じない。できればキスも二度としたくない。結婚も奇跡でも起きない限りしないだろう。仕事に生きるつもりだったのでジェニーの話を聞いて愕然とした。トラウマに関しては色々思い当たる節はある
悲しいが強く生きていくしかない
コバ

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