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ヘイト・ユー・ギブのmasakiのレビュー・感想・評価

ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)
3.9
SKINを観た時の感想がそのまま出てきた、子供の時の憎しみが大人になって牙をむくと。そのサイクルが変わってないのが現状なのだと。
スターはその悪循環を断ち切ろうとして手を、声を上げた点で素晴らしかった。

作中では緊張と緩和が常にせめぎ合ってて、ホッと一息ついたかと思えばまた銃声が聞こえたり。居住地区の危うさみたいなのをうまく表していたと思う。

序盤から音楽はずっと良かった。ヒップホップなりゴスペルなりソウルなり、音楽の始まりは労働階級の不平不満や、自信を鼓舞するためのものってみのが話してたのを思い出した。

BLMなり多様性みたいなの、分かってますみたいなスタンスじゃなくて常に学び続けるというか、自分の想像の範疇にないことも受け入れられる姿勢は取り続けるべきだと最近常々考えさせられる。
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