重い作品を見たので、何かスカッとする物を。
こう言う時こそ、我らがジャッキー。
おっと❗ジャッキー代表作の本作のレビューを書いていないでは無いか❗
無音でいきなりのスタッフ紹介テロップからスタートが新鮮。そこからの第一の見せ場、ボロ家街破壊シーン。作戦内容を各自確認して、書類はシュレッダーへ。犯人グループの発泡に恐くなったジャッキーの同僚が失禁までしてしまうリアルな演出。
犯人が車でボロ家街に突っ込み、追いかけるジャッキー。次々と家を破壊。何故だか爆破まで。これはガス爆発したのかな？この間のアーガイルでもオマージュされていた有名シーン。
お次は二階建てバスに傘を引っかけ走行しながら乗り込む。途中、反対車線に車が走っているので、危険を回避するためにバスの速度は落としている。バスを待ち伏せするジャッキーに車が急ブレーキで止まるがかなり際どい。バスを止める為に空砲から窓を破って犯人達が飛び出す。怪我は回避出来てないでしょう。
犯人の証人のサリナに翻弄され恋人のメイも含めの和みシーンも緊張を解してくれます。
途中にもアクションシーンがありますが、ラストの怒りのジャッキーが暴走するショッピングモールのシーンには到底敵いません。それでもサリナ役のブリジットリンがビルの屋上からプールに飛び込むシーンはゾっとします。
そして、ショッピングモールでのシーンは誰が見ても圧巻と言わざるを得ないシーンで、ガラスに何度も叩きつけられるわ、なぜかバイクが出て来て引かれそうになるわ、エスカレーターの間に落ちるわで見ているこちらが痛い。極めつけの電飾ポールを捕まりながら恐らく感電しての落下。落下直後に走っていますよ‼️
とラスボスが強く無いジャッキー映画はイマイチな物が多いですが、それが無くても最高で個人的にはジャッキーNo.1作品です。
ジャッキーのスタントマンチームも相当体を張っていますが二人の女優、マギー・チャンとブリジット・リンにも拍手。
残念なのは次作もそうだった、感情が激しい主人公の女性への接し方。恋人メイへの本人がいない時の傲慢さ。メイのスクーターを投げ捨てる様に降りるのはいかがなものかな？とジャッキー、ブリジット・リンの衣装のダサさ。
