おてもやん

劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンのおてもやんのレビュー・感想・評価

4.9
2020年の映画で間違いなくこの年を代表する映画だと自分は確信する。ヴァイオレットエヴァーガーデンに勝る映画はない。勝るなどという軽い言葉で語れるぐらいの映画ではない。自分が今生生きていく中で1番泣き、そして1番感動し、1番心に沁みた映画であった。ラストのシーンでは鳥肌が止まらず、涙は当然、嗚咽を抑えるのに必死だった。これは1回だけではなく複数回見に行くべき映画であると感じる。念を押して言うが、ヴァイオレットエヴァーガーデン並の映画は今後そうそう巡れ会えないだろう映画であると思い、そしてこの映画で泣くということは不変的なものであると思う。圧倒的な描写が1番の特徴であると感じる。「愛とは何か」を知ったエヴァーガーデンと少佐
との滲み出るほどの切なさ、そして本編で出てくる男の子の手紙のシーン、現代の子の手紙のシーン、極めつけはエヴァガーデンと少佐の手紙との投げ掛け合い、そしてラストは現代から回想するエヴァーガーデンの描写、ここは今思い出しただけでも鳥肌がたち、一生記憶に残ると思う。このような最高の映画を制作なされた京アニの方々並びに監督に感謝を送りたいと思う。円盤化されたら必ず買いに行くことをここに誓います。
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