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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンのoooのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

初日に二回観賞
映像の美しさ、登場人物の表情の美しさにはため息が出る

ヴァイオレットとギルベルト少佐の「あいしてる」は家族愛を超越したものと思っていた

ただヴァイオレットは、憧憬や恋心に近いものも強く、
一方で少佐は恋というよりも、あの世界で生きる彼にとっての、夢や希望のような存在としての意味が強いかと思っていた
でも違った?
「君が思ってるような"男"じゃない」「ふさわしくない」という言葉が引っかかる

ハッピーエンドでほっとしたけれど、その部分は自分の中でしっくりとこず悶々としてしまった
原作を読みたい

ギルベルトの情けない姿に、ヴァイオレットが言葉に詰まり何も言えず震える姿に、ただの人間らしさを感じて、心を打たれた

ヴァイオレットが生きていた世界のその後、彼女が紡ぎ繋いだものが続いているのを知れて良かったけれど、
もっともっと、2時間ぶっ通しでヴァイオレットたちを見ていたかった気持ちも正直ある

死に近い人間の描写がリアルで、個人的にはとても苦しかった
その姿を見ただけで涙が出てきた

これは未来の誰だ?とわからない人がいたから、知りたいなあ
博物館のおばあちゃんは、もしかしてテイラー?
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