エンド以外は最高で自分の中ではとてつもなくおしい作品。
自動手記人形の部分、特にTVアニメ版に関連する物語は本当に泣けた。
ギルベルトに関係する話は残念ながら自分はうまく飲み込めなかった。
個人的には、上司に対する異常な執着心以外の感情を持たないヴァイオレットが、周囲や依頼者との関係で人間らしい感情を覚えて成長していく様子がこのシリーズの見所のひとつだと思っていて、自分の心のたったひとつの支えを失ったヴァイオレットがどのような過程を得て自立するのかを見たかった。
「立ち直り」を見に行くつもりで「逆戻り」を見せられたので、最後まで楽しめなかった自分の視点が残念だった。
