3話目以降は、だいたい泣けたテレビシリーズの劇場版。
本作も案の定、ポイントポイントで泣けたのですが、、「芸がないなぁ」ってのが正直な感想。
普通に人が死んだらそりゃ悲しいだろって話と、一途な恋愛話のコンボ。
登場人物像はテレビシリーズで完成されてしまっていて、作中での成長やカタルシスは全くなく、「後日談」感が強い。
全体的に間延びしてるし、それいる？って会話も多い。
いちいち大げさな会話表現も性に合わなかった。
登場するキャラ全員が、主人公のことを好きすぎw
何か口を開けば、二言目には「ヴァイオレットが…」「ヴァイオレットちゃんは…」。。
ヴァイオレット中心に世界が回りすぎだわ。
本作の制作過程には大変な背景があって、図らずしもなメタ的効果により、感情移入100倍なので、ただの「後日談」であったとしても満足度は高かった。
アニメーションのクオリティは本当すごいし。
エンドロール中、誰一人立たなかったのは印象的でしたね。。
