まず、この物語をエンディングに導いてくれたことに感謝します。
あらためてこれは「思いを伝える」物語であり、ツールの違いはあれど、それを乗せるのが「言葉」。伝えたいことはとてもシンプでも、それがうまく言えずに人はすれ違いと過ちを繰り返す。
一方で言葉は大きな力を持つ。励まされることもあれば、傷つくこともある。振り返れば一年前、この国にはラグビーｗ杯で「感謝」と「愛」の言葉があふれていた。それが今はどうだろう。誹謗、讒言がネット上にあふれ、希望を失った人が自死を選ぶ。どうかこの物語のように、世の中が「あい」に満ちた言葉で溢れますように。
