まるだし

凪待ちのまるだしのレビュー・感想・評価

凪待ち(2019年製作の映画)
2.5
鑑賞回数:1
物語:★★★☆☆ 3.5
配役:★★★★☆ 4.0
演出:★★★☆☆ 3.5
映像:★★★☆☆ 3.5
音楽:★★★☆☆ 3.0
再見:★★☆☆☆ 2.0

「ちゃんと生きろ」

総合点は単純に自分の好みによるもの
随所に感じるフラグ臭で先が読めてしまう展開と、ちょいちょい耳に障るBGMのダサさ以外は悪くない映画だった
予告で観て主人公のクズさは十分に感じ取れていたが、本編では他のクズも出てきて期待以上の胸糞
彼の特別なファンでなくとも、新境地を開いたと感じる香取慎吾の演技には大変驚かされた(永遠の年下キャラ、マヨネーズ吸ってるイメージしかなかった)
ただ、あまりに自分の好みと掛け離れた内容だったので、個人的には津波や除染という 日本人にとっては忘れられない、忘れてはいけない傷痕の方が印象に残る映画だった(演技や物語が印象に残らないのではなく、残したくないという意味で)
内容とあまり関係なく気になったのが、自分なんか死んだ方がいいんだという台詞
この作品に限った話ではなくて、自分がなぜそう思うかは敢えて書かないけど、この台詞を口に出すというのは改めて考えると凄くダサいSOSだなと思う
気になるといえば、おじいちゃんの船の名前が最初から第二美波丸だったのか、孫が生まれてから冠した名前に変わったのかも気になる所
あと本当にどうでもいいけど、競輪って当てるの難しいんだなーと思った
まるだし

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