このレビューはネタバレを含みます
事実に基づく映画だと信じたくないほどの地獄です。
第二次世界大戦でのユダヤの人々への残酷な仕打ちは知ってはいるけど、この映画で改めてその酷さを目の当たりにして絶句してしまいました。
戦争はだめ。絶対にだめ。
400人逃げたけど100名の方が亡くなり、150名の方は地元民の手にかかった……
という事実もあまりにも辛いです。
生き延びた人たちだって、その後本当の意味で“助かった”と言える生活を送れたのか。
心に受けた傷は無かったことにはできないし、失った家族は戻ってこないんだから…。