バンコク映画館にて鑑賞
フラナガン監督ホントに良く頑張った！これが、私の映画見終わった後の心の中の第一声です。思い返せば、オキュラス見た時あれーこの映画全然有名じゃないのに 面白いじゃんと思って、監督に注目してから、ある年のワーストホラー「襲い呪い殺す」の続編を手がけると聞いて、 心配した ものの、見事に素晴らしい続編に仕上げた時、将来ホラー映画をしょって立つ逸材と確信し、その後サイレンス、ジェラルドのゲームと佳作を発表しての今回の大作。ただし前作がキューブリックの シャイニングって、どれだけのプレッシャーがあったかと。尚且つ 映画シャイ二イングは、キングの原作とは全く違う趣の作品であるため、その続編のハードルは極めて高いものだったと想像できるのですが、見事に素晴らしい作品に仕上がっていました。
まず冒頭の音楽とタイトルバックから テンション上がりまくります。その後、シャイニングとは全く別の映画と思われる展開が続くのですが、 ラストにかけて一気に 映画シャイニングとの融合が始まります。しかしながら キング原作小説の映画という流れも保ちつつ 終演を迎えます。
フラナガン監督は前作のファンもキングの原作ファンも満足させる （はなれわざ）をやってのけたと思います。
派手な演出とかはないので、人によっては拍子抜けと感じる観客もいるかもしれませんが、ストーリーと演出だけでこれだけ怖がらせてくれる映画なんて、そうそう出会えないと思います。
本年ホラー映画のダントツ1番です。
