映画が始まってすぐにバイオレットって女の子が「お花を摘みに行ってくる」と言いまして。
ぬ？これは便意の隠語なのか本当に花摘みに行ってるのか。そもそも海外に花を摘みに行くって隠語あんのか？ないよな？とか考えながら映画追ってたら開始5分から思考がパンクした。
調べてみたら「お花を摘みに行く」の隠語は登山用語だったらしいね。またひとつ賢くなってしまった。というか、お花を摘みに行くって言ってマジで花を摘みに行く人って初めて見たかも。
原作、もしくはドラマ版に触れてないとちゃんと楽しめないみたいな話を事前に聞いていて、キューブリック版『シャイニング』しか観てない自分はゲンナリしながら行ったのだけど、超能力映画として普っっ通に超好みだった。「童夢」「AKIRA」なんかの大友克洋的サイキックが好きな人はハマるんじゃないかしらん。ブワーッてなってドビャーッとなってて最高ですがな。
ユアン・マクレガーのオビワン髭も久々でよろしかったし、「Virtual Insanity」を踊り出しそうなレベッカ・ファーガソンの格好はジャミロでクワイだった。
最後の展望ホテルは断片的に詰め込み過ぎてただのファンサービス感がむんむんではあったけど、まあウィニングランみたいなもん。ホテルに向かうアングルだけでも素直にテンション爆上がったので控え目に言って最高よ。
ローズがダニーに初対面した時の「ところで、お前は誰だ」という率直な疑問に笑ってしまった。
