このレビューはネタバレを含みます
オーバールック・ホテルの"彼ら"は場所に依存した、ある意味建物そのものがそれであるのに対して、ローズ一行は場所を転々とし生気を求めていることに各所の関係性が見えてこなくて混乱！
アブラからのメッセージは鏡に移った時に"Redrum"であったけれどシャイニングでは鏡の中で"Murder"になっていたはず つまりは今回の主軸になる世界線とシャイニングの世界線はある意味で真逆なのでは？
パラレルワールドに生きるもう片方の自分を自覚する人々と、片側にしか自分の存在のない我々の向こう側の存在との対立
とはいえ音楽は素敵だけど映像としては子供っぽくてあまり好きではなかった
シャイニングを５回みた私からすると、これは映画シャイニングがどれほど狂気じみて、美しい映像作品であったかを思い出させる映画
