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グレイ・ガーデンズのののレビュー・感想・評価

グレイ・ガーデンズ(1975年製作の映画)
4.6
日本人じゃこうならんだろうな。
アメリカのコメディってこういう人たちをモデルに書いているんだなと、とても腑に落ちた。
取らなかった選択が魅力的に見える、人間は変わる。
魅力的な人物を写す、過去が見えてくる、記録する、勝手に人生が見えてくる。
フィクションだろうとドキュメンタリーだろうと目指すべきものはこれか。
軍歌を踊る女の人っておもろいな、小津、秋刀魚の味?
共依存、バージニアウルフ的ないびつな愛
ワーワー喚いていて不意にくる無言と悲しそうな目線。
過ぎ去った過去、誰かのせいにし続ける人生。一番心を許せる母親に依存しぶつけているだけ。そんな娘を観る母親の目線。
汚いけれど立派な作りのお屋敷というあの空間自体が彼女らのメタファーになってる。
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