このレビューはネタバレを含みます
幼い頃からの信仰がどれほどその先の人生に影響するか、わたしは知らない。
親が信仰しているからという理由でキリスト系の学校に行くことはあると思う、がこのユラくんのように何も知らずに東京の何の変哲もない学校から急に連れてこられると、普通じゃないとまず戸惑うよね。
礼拝ってなに?朝礼みたいなもの?と言ったユラくん、わかるよ私もそうだと思った。
もう幼くない年齢に成長してしまい、私は所謂無宗教ではあるが八百万の神には感謝をしている。
都合が良いから。
信じたい時に信じたいんだ、信じて裏切られたくないから。
物語的には淡々と進んでいるし、どうイエス様が絡んでくるのだろうと思っていたら、わりとコミカルな感じで出てきてアレレと思った
そういう感じで来るんだなーって。
しかもチャド・マレーンて、、、いやなんか、ちょっとふざけた?って思われても仕方ないですよこれは…この演出だけはちょっと腑に落ちなかったけど
カズマくんが事故に遭った時、ユラくんは必死に祈ったね、なんで?なんで出てこないの?って。
ね、神様は万能じゃないよね。
先生にも言ったね、祈ったの意味無かったねって。そうだね、意味無かったね。
これがユラくんのイエス様、キリスト教に対する全てなんだよ。